2005年10月
今月は、ちょっと“人とつるむ”ということを考えてみましょう。
人は一人で生きている訳ではありませんから、共同・協力するのは当然の事ですが、
時として、一緒に居続けると、どこかでお互いが自分本位になり、しかもそれぞれがソレに気付かず、
“相手が悪い”“自分はちゃんとやっているのに”と腹が立つ。
本当の事を言えば、いつも一緒に居るからと言って、必要以上にしてやる事もないし、
してもらうのを期待するのもだめです。
人とつるまなければ、腹の立つ行き違いもないし、どう転んだ処で責任を持たなければいけないのは
自分ですから、ソレを理解して、基本は一人で行動する強さを持つという事です。
一人で居れない者は、二人でいてもそれは只の凭れ合いに過ぎません。
一人でも強く居れるという事は、二人になればその強さは倍に、
楽しさも倍になれるのは言うまでもありませんよね。
自分一人の時間を持つという事は、己も回りも含めて、改めて色々な事が見えてくる、
クールダウン・冷静なポジションに立つという事なんですよ。
そのことをしっかりわかった上で、二人以上の集合になった時、
その状態は、今までよりずっとずっと楽になります。
繰り返しますが、行動の基本は、まず一人でも大丈夫という腹の括りです。