2007年12月
今月は、しんどくならない為の、“楽々人付き合いの極意”のお話です。
3つのポイントだけを押さえていれば、いいんです。
“でも、やっぱり人付き合いって苦手”と想う、そんな人でも、誰でも出来る簡単な1・2・3です。
まず、1.初対面を怖がらない。人と付き合いが始まるのには、誰であれ必ず“初めて”があります。
自分から声を掛けるのは嫌だとか恥ずかしいとか言って黙って閉じこもって、
誰か相手から声を掛けてくれるのを待っていると、確かにそんな場合も在るでしょうが、
ひょっとすれば何の接触も無く、そのままって事も在りますよ。
後になって、“あの時一言声を掛けていれば良かった、もっと仲良くしていれば良かった”と
後悔しても後の祭り。
何もベラ々しゃべり掛けろと言っているのではありません。
只、にこっと笑って、笑顔で“こんにちわ、初めまして”とだけ言えればいいんです。
初めての時には、相手も貴方と同じ様に緊張しているかもしれません。
そんな時の貴方の爽やかな笑顔と一声は、きっと後になっても良い印象を残す筈です。
そうですよね、自分に置き換えてみても、是は絶対そうだと想えるでしょう。
仮令その後、会話が続かなかったとしても悪い印象にはなりませんよ。
2.人は誰しも“好き・嫌い”“合う・合わない”が在るのは仕方無い事ですが、
“嫌い、合わん”を作ってしまうとその相手に会うのが苦痛になり、出来る事なら避けたくなってしまう。
是はやっぱり“毒”ですよね。“好き・合う”と想う相手とは何も考えずに放っておいても
全然ノープロブレムですから、大事なのは“嫌い”を作らない、“合わない”相手は、“嫌い”ではなく、
“何も思わへん”というゼロの位置に置く事、コレがコツです。
“好きと何も思わへん”のふたつに分けておけば少なくとも、何処にもマイナスは生じません。
=しんどくならない。“好き”以外は全部この枠に入れておきなさい。
3.是も又、人は誰しも長所・短所があります。貴方も同じです。
好きになると(友達も含めて)、よく“痘痕も笑窪”と言われる様に、勝手にいい所ばかり見て、
後になって少しでも自分の想っている形と違うと、
“裏切られた、がっかりした、こんな筈や無かったのに”と相手を責める。
でもよく考えてみれば、勝手に考えていたのは貴方であって相手ではありません。
長所は放っておいても、良い事ですから誰でも受け止める事が出来ます。
相手の短所こそ貴方が良く理解しておいて、対処出来るようになっていれば、何も問題は無くなります。
短気な相手にはその様に、愚図い相手にはその様に、短所にダメ出しをして、切ってしまわない。
短所こそ受け止めてやる。是が大事です。俗に言う“相性が悪い”というのも実は是なんですよ。
何も、付き合ってはいけないという訳では無く、
その相手と付き合うには頭を使いなさいというだけの話です。
たった是だけの事で、人付き合いは得意になれる事は請け合いです。