2007年 8月
いつもお話しています様に、当然物事には二つの結果があり、○と×どちらが来るかは解りません。
○の結果が来た時には、誰であっても嬉しい事ですから、素直にそのまま受け止める事が出来ます。
ところが、×の結果が来た時には、“因果応報”自分が蒔いた種の結果だと、そのまま受け止められる人・
“あんなに頑張ったのに”とショックを受けて落ち込んでしまう人・
その結果に納得出来なくて“何でや!”とキレてしまう人・等、その反応の仕方は様々になります。
あなたはどのパターンですか?
出来る事ならば、ウーッと落ち込んで、自己否定をしたり、キーッと怒って自暴自棄になったり、
してしまわずに、まずは感情を入れずに事態の結果をありのまま・そのまま受け止める、
正しい在り方はそこから始まるのです。
“事実認識”の行為です。
それが出来れば、何が原因でそうなったのか、“結果分析”に繋がります。
そして、じゃあ次に今度はどうすれば失敗せずに済むのか、
言い換えれば“How to success=成功方論”へと発展して行けるのです。
こう気持ちを進めて行ければ、もう完璧ですよね?
×の結果が×としてインプットされるのではなく、
“経験学習”という形で次の○へと見事に変換されるのです。
別の角度から見れば、これが何が起こっても自分を信じる力、即ち“自信”そのものなんです。
よく“私は自信が持てない”とか“俺はそんなに自信家じゃない”とか言いますよね。
この場合の“自信”とは、人と比べて自分が劣っているとか、
優っているとかの“優劣比較”をしているのです。
本当の“自信”というのは、決して人と自分を比較する事ではありません。
何があっても自分は大丈夫。
×の結果に対して瞬間落ち込む事はあっても、良く考えれば、
先程言ったような形に自分の気持ちを持って行けるという“自己肯定”の事を指すのです。
一人々が直面するやっかいな結果は、それこそ様々・色々あるでしょうが、
この事だけをしっかり胸に置いておけば、本当の“自信の在るあなた”になれますよ。