2010年11月
自信を持つ為にはどうすればいいか、逆にどうすれば自信を持てる様になりますか?
という質問を良く受けます。
そんなに自分に自信が持てない人が多いのかなと思いますが、どうもその様です。
其処で是は前にもお話した事ですが、本当の自信というのは決して自分以外の者と
事の優劣を比較する事では無いのです。
処が、私が“自信を持ちなさいよ”というと“私はそんなに綺麗じゃないし”
“俺はそんなに頭は良くない”等とやはり人と比べて自分の方が劣っているから故に、
自信を持てないと言う。
何と比べて、誰と比べてなのかは解りませんが、勝っていたら持てると言う。
其々は女優でも無いし、ノーベル賞学者でもありません。そんな事を言っていたら切りが無い。
読んで字が如く“自信”というのは、我と我が身を信じると書く。
誰でも嬉しい事が来た時には素直に受け止める事は出来ますが、
自分が望まない嫌な結果が来た時には、其の事実と結果を堂々と正面から受け止める事が出来ず、
落ち込んだり、悩んだり、不機嫌になったりしてしまう。
繰り返し言っていますが、自分の思い通りになる事のほうが実は少ないのです。
其れを“イヤーッ!”と拒絶していては前へは進めません。
さすれば、受け止めた上で次にはどうすればいいのか?次の一手を考える力、
是が何よりも自分を信じるという事です。
そして自分にとっての真実とは何か?という事をしっかりと見極めておく事。
当然人と違っていても構いません。是が自分の中に備われば一本スッとした芯が通る。
芯というのは強い柱という意味ですが、其れと同時に此の字は心に草冠(花冠)
ほわっと心に花を咲かせなさいという事です。
其の為には、まず柔らかく自分に○を付けてやる事、即ち自己肯定ですね。
こう出来れば一歩踏み出す、前へ進む勇気が沸いてきます。
此処まで自分を持って来られれば当然新しい貴方に変わって行ける筈です。
最後に繰り返しますが、“本当の自信は人と比ぶるに非ず”
誰であっても貴方は貴方一人の唯一無比の存在=命なんですよ。