2013年 5月
英語では“貴方はどうしたいのか?”を尋ねる時に
必ずDo you~?で始まります。
面白い符号でローマ字読みすれば“貴方はどうよ?”ですよね。
特に欧米人は自己主張がとてもはっきりしていて、全てYES・NOの意思表示が最初に来ます。
あまりにもはっきりとした自己主張をしすぎるのを好まない日本人は、
その辺の処がどうも曖昧になってしまいます。
でもそういう下地がある日本人は余程の常識を踏み外さない限り、
自己中になる事を実はそれほど怖がらなくても良いと思います。
日本人の思考回路は自分が何かしようとする時に“天・人・地”のバランスをまず考えます。
天は時・タイミング、
人は周囲の人の意見、
地は今自分が立っている場所・ポジション
という事です。
後悔をしない正しい選択をする為にはこれら三つの要素は確かにとても大事です。
ですが、それに終始して、本当は自分が何をしたいのかが抑えられたり、
見えなくなってしまっては何もなりません。
自分の意思を強く持てないと、一番多い前例や人の言う事や常識のラインなど、
これらに迎合しようとしてしまいがちです。
勿論先にも言いましたが最低限の道徳や常識のデッドラインさえ守っていれば
“What do I want?私は何がしたいのか”これを忘れてはいけません。
何でもそうですが子供じゃない限り、
自己選択の自己決断の自己責任であるのは言うまでもなく、
其の出した答えが人に“エーそんなん・・”と言われたり、
大多数から離れたとしても何も心配する事はありません。
自分は何がしたいのか・何が欲しいのか・何が好きなのか・どうなりたいのか
正しく“What do I want?”なんですよ。
其れが明確に定まれば次に何をすべきかは必ず見えて来ます。
どんな小さな事をする時でもまずこの
“What do I want?”を胸に問いかけてみましょう。