2016年11月
今回は、ちょっと先月の補足になりますが、詳しくお話をします。
前回、“不満と不足は不安を呼んで、不安から来る心配と愚痴は
その物事や相手に対して不信を呼んでしまう”と書きましたが、
毎月私が書いている十二星座の運気のひとつひとつは
別にあなたがその星座でなくても当て嵌まるお話をしています。
そこで、これは先月の牡羊座ですが、こんな話です。
あなたが正しい考え方をしている事とだから状況が上手く回るという事は、
別の事だと割り切らなくてはいけません。
自分が間違った考え方をしているならば、仮令事が上手く運ばなくても
仕方がないわと思えるでしょうが、“私は間違ってないのに”となると、
それに削ぐわない結果に“何でよ、おかしいやんか!”と理不尽とジレンマを感じてしまいます。
それは人として当然の思いなんですが、いつも々その方程式に当て嵌まるとは限りません。
頑なにそこに拘り過ぎるとあなたの真実すら見失いかねません。
そこが割り切りなさいという所以です。
この文に当て嵌まる実例を挙げてみます。
会社で仕事をしているあなたは、とても正しい考え方が出来ている。
明らかに“これはこうせなアカンでしょ”と判断する。
他の皆んなもあなたと同じ考え方をしてくれているのなら何も言う事は無いが、
そうとは限らず、あなたが思った事をその様に実行しない。
あなたは“そんな事ぐらい何でわからへんの!?”と腹が立つ。
そこで不足・不満の色々な思いが点となって存在してくる。
それがまだ点である内は解消のしようがある。消去も出来る。
でもそれが出来なければ、相手と自分の意思の疎通が図れず、
何だか乖離してしまった様に不安になる。
そこに追い打ちをかける様に自分の事を話している様な様子が聞こえてくる。
そうなると点で存在していたものが、色んな角度から手を繋ぎだし、線になって行く。
そしてその不安の線はどんどんと幅を拡げ、やがて面を作り上げてしまう。
大きな壁を作って、人や物事を受け入れない、信じられなくなってしまう。
所謂、不信を呼ぶ。そのdot・line・surface(点・線・面)の悪循環の行き着く先は、
もうそれ以上仕事を続けられなくなり、辞める事を余儀なくされる。
こんな様な事は誰の身にも起こりうる事であり、
その受け皿が“心療内科”ではあまりも悲しい話です。
ですから悪循環ではなく、
好循環のD・L・S、点が増殖して線になり、線が膨れ上がって面になる。
小さな喜びが人に伝わって、小さな親切が人を動かし、小さなありがとうが大きな輪になる。
分かりますよね?始まりはどんな小さな事でも良いんです。
うれしいD・L・Sを拡げて行きましょう。
決して悲しいD・L・Sにならない様にね。