2019年12月
5月から令和になって最初の一年が暮れようとしていますが、皆さんお元気ですか?
地球温暖化も手伝ってか様々な災害が押し寄せた一年ではありましたが、
こうやって兎に角、無事に過ごせた事に対する感謝を持って締め括りとしましょう。
歳を重ねて行けば、幾つであってもその年齢なりの美しさというのはあるものです。
それは人としての品格の美とも言いかえられます。
しかし、兎角日本人は若くありたい・見られたいという願望がとても強い様です。
まあそれを良いか悪いかは別にして、実は加齢現象の最大の要因は、
精神的ストレスの蓄積だそうです。
是も又、日本人の特性ですが、“転ばぬ先の杖”と言って、まだ起きてもいない先の事を憂いたり、
過度に心配をしてしまう癖があります。
結局、是が昂じると当然ストレスに繋がります。
勿論、今実際起きている自分にとって好ましくない状況もその原因にはなりますが、
それを回避する為には、何事に対してもすぐにその対処法や、
考え方・見方を思い付く必要があります。
“だから良かった”“なら、こうすれば良いねん”と。
そのやり方が身に付いていれば、通常の人より多く悩むという事もなくなり、
その分精神に無駄な負荷が掛からない、だからいつまでも若々しく居られるという訳です。
もう出来ている人はいいのですが、そうじゃない人は
テーマとして“Livefortoday”を掲げてみましょう。
一番大事なのは、今日・今なんだよ、貴方は今日をしっかりと生きましたか?という事なんです。
お釈迦様の言葉で、“過去を追うな、未来を願うな、過去は既に捨てられた、
未来は未だやって来ない、ただ今日なすべき事を熱心に成せ、誰か明日の死のある事を知らん”
というのがあります。仮令、明日の事を考えていなくても、
懸命に日々毎日を生きてさえいれば、その内何かが見えてくる。
人・意思・モノ・時間、何処かで何かが必ず繋がって来ます。
これは私が繰り返し言う処の“拘らず・囚われず・固執せず、恩だけ胸に前を向け、我大和の桜なり”
正しく是と同じですよね。
幾ら嘆いても、与えられた状況や許された条件が変わらないのならば、
自分が〜である事を楽しんでいるか、〜が無いから出来ないとか、〜があるから無理とかで、
可能性に蓋をしてしまっていないか。
自分の人生をデザインするのは結局自分なんですよ。
何が正しいかなんてありません。
全て他と比べる相対的なものでしかないのです。
大事なのは“こういうのが好き、コレがしたい、こういう生き方がしたい”という
気持ちの方向性・ベクトルです。
そしてソレを現実とどう折り合いを付けていくかという事でしょう。
ちゃんと自分の手で“倖せのスイッチ”を押せる様になりなさいよ。
今年一年、ご拝読ありがとうございました。
又来る新しい一年が皆さんにとって良い年となります様、願っています。