2019年 4月
この4月で30年間に亘る平成が終わり、新しい年号になりますが、
時の流れ・時代の変化と共に、後進国の目まぐるしい経済成長もあり、
地球規模の気候や環境etcの大きな事から一人一人の生活の様子という
小さな事に至るまで全ての物事や価値観は変わり続けて行きます。
“諸行無常”全ての事は常成らずって事ですよね。
先ずは、幾つであっても年齢を重ねていく事による個人の変化は当然あり、
これを受け入れて行かねばなりません。
その昔は人生五十年、ちょっと前までは六十年という区切りでしたが、
今では長命になり、約八十年というスパンで考えられています。
それを四つに分けると、最初の二十年が著しい成長の少年期
次の四十才までが自分自身の人生の骨格を作り上げる青年期
そして六十才までが経験に依るその肉付けと、生きて来た形を確定する中年期
最後に現役六十年間の集大成としてその結果を生かして行く老年期です。
今あなたはどの時期を生きていますか?
個人の生き方は人それぞれですから比べる必要はありませんが、
“もしあの時これを選んでいたら”とか“もしあの時あれを選んでいなかったら”と考えると、
当然違った人生はあったのかもしれませんが、
いつも言っています様に、そうであったという事は、そうありなさいという事、
逆にそうならなかったという事はそうならないで良かったという必然の法則なんです。
そう思えれば、誰にいいね👍されなくても、自分自身が後悔の✕を付けなければ良いんです。
そしてそれと同時に自分以外の外の世界で、あなたの個人的な思いと関係なく、
日々変化していく技術の進歩やルールや習慣の変化や、同じ物事に対してでもそこに生じる
価値観の変化等は、否応無しの対応を求められます。
自分は違うと言ってもその流れを無視する事は出来ません。
最近大きな木の手入れに植木職人さんを頼みました。
親方と共に若い人も一緒だったので、
“若いのに偉いなあ、でもしっかりと手に職を持っとったら
食いっぱぐれが無くて安心やんなあ”と言うと、
“親父の跡を継いだんやけど、僕らのこの仕事なんかもう絶滅危惧種ですよ。
もう後十年保つかどうかですね”なんて言うんです。
ここにも大きな変化を感じました。
色んなところで様々な物事が、成り立って行きにくくなっているのも事実です。
変わっていく事と変わらない事、変えるべき事と変えてはいけない事、
この相反する二つのテーマをみんな一人一人がそれぞれの世界に於いて、
考える事はとても大事な事です。
何がどうだとは言いませんが、あなたの中の大切なものは何か
ここでもう一度“Let’sThink”してみましょう。