2019年11月
OneTeamとなった日本の快進撃の興奮と感動と共に、
世界中から人が集まったラグビーワールドカップも終わりました。
皆さんは何を感じましたか?
“誰かが言っていた。
応援していたのは我々なのに、
まるで私達が応援されている様に感じた。
頑張れ 頑張れ 負けるな 進めと。
気付いたら、握り締めた拳に泪がこぼれていた。
信じられない事は、信じる事から始まる。
この奇跡もまた信じる事から始まった”と。
それと同時にこんな事も
“誰かが言っていた
男っていうのは何で今を愛せないんだろうね。
いつまでも失くしたモノを追いかけたり、
叶わない夢を性懲りも無く見続けたり、
そんな事してたら毎日 今が楽しくないでしょう?
倖せってのは何かを諦めなきゃ
手に出来ないもんなのよ”と。
ラグビー日本チームは過去でも未来でもなく、
全員一丸となって正しく今を戦った。
一戦必勝、命を賭けて目の前の今を戦い抜いた。
その上被災地の人にも想いを込めて。
だからこそ、あんなにも胸を打ったのだ。
この一年あらゆるものを捨て、すべてのことを諦めて
今を愛し、今を駆け抜けた。
未来を信じて未来に向かうコトと、
過去も未来も関係なく、今この時を生きるコト。
ともすれば相反するこの二つのコトを
見事なまでに融合・体現したのだ。
残念ながら決勝トーナメントに行った時には
もう既に満身創痍で、その力は残っていなかったが…。
あの4戦目の対スコットランドのラスト10分間の攻防は、
まるで躰が岩になって固まってしまうかと想う程、力が入った。
こう言うのをアドレナリンが出ると言うのだろうが、
その同じ日の昼間、去年までずっとビリだった6才の孫息子の運動会で、
徒競走でぶっちぎりの一位になり、学年マラソンでも三位で飛び込んで
来た時には、その突然の変身ぶりにびっくりのアドレナリンが出まくり、
帰って来て、夜がソレ。
そしてその明くる日にはふと気がついた時に、家中の何処を探しても、
車の中を探しても一切何処にも財布が見つからず、
免許・保険証・カードの全てが入っている事に青ざめた。
その時点で後悔のドキドキはピークに達し、
その後妻が車のダッシュボードの中に財布を見つけてくれた時には
安堵のアドレナリンが出まくりました。
こんな興奮は要りませんが、激動の二日間でした。