2020年 2月
信号のGOかSTOPかは、青・赤でちゃんと示してくれますから、
その都度自分が判断しなくても任せていれば良いんですが、
早や点滅信号になれば、一旦停止して確かめてという判断は自分に委ねられます。
この様に、毎日生活して行く上で、行く・行かない、する・しない、入れる・入れない、
等という相反する判断決定をいつも迫られる訳です。
子供なら単純にしたいからする・嫌やからせえへんで済むんでしょうが、
大人はそうは行きません。したいけど、もししてしまえば後はどうやろう?
辞めたいけど辞めてしまえばそれで済むのかなあ?なんて
その答えの周辺の状況も考えなくてはなりません。
そのバランスを常に取り続けるのは、二つの答えが相反するものですから、中々難しいです。
そこで、自分はそう思っていても誰かに何かを言われたり、されたりして、
その言葉や言動に傷付いたり落ち込んだりして悩んでしまう人が多い様です。
シチュエーションは様々・色々ですが、私の所に相談に来る人も大勢います。
そんな時に大事なのは、それを入れてしまうとしんどくなる自分がいる
という事実をまず認識するという事です。
逆説になりますが、“何でこんなにしんどいねんやろ”と考えると、“ああコレを気にしてるからや”
というのは誰でもすぐに判りますよね?
そうであるならば、それはあなたにとって毒以外の何者でも無いのですから、
そんなもの入れては弱るのは当然です。
そこで、その精神状態は身体にも影響を与え、食欲が無くなるとか、寝られへんとか、
頭が痛いとか、何を見ても意欲が沸かへん。なんて事になるのです。
そんな事は望んでいないのに、自分の身体すら悪い方にデザインしてしまうのです。
単純に考えてもアホらしいですよね?そこに何もあなたに得はありませんよね?
学校や職場でこんな風に言われた・されたなんてのもそうですよ。
明らかにあなたが間違っているのならば、当然あなたが改めなければなりませんが、
少なくともあなたが良く考えた上で、そうしようと思う答えであるのならば、
そんな声や態度を、
Block&Through(ブロック&スルー)出来る勁さを持たなければいけません。
今コロナウィルスも流行っていますが、毒を入れない様にブロックして、
余計な波風を立てる必要はありませんから、聴いてるフリをしてスルーする。
こういうある意味図太さですよね。
只、それだけでは関係性をも遮断する事になっては困りますから、
次に、同時に必要なのはAccept&Admit(アクセプト&アドミット)受け入れて認める。
という事も必要になります。
それはどういう事かと言うと、人によって意見が違うのは当たり前で、
“あの人にはあの人の、あいつにはあいつの立場と考えがあってそう言うたんやろな。
まあ、あいつの立場に立ってみればしゃあないかな”と、あなたが言われた・されたと
被害者意識になるのではなく、相手をそれこそ受け入れて・認めてやるのです。
コレが同時に出来れば、下手に相手の所為にして、恨む事なく、憎む事なく自分が自分の意思で
決めた事だと、はっきりとしっかりと認識出来て、前へと進めるのです。
相反する二つの考え方ですが、この二つを感情に呑まれる事なく、
賢く同時に活かす事が出来れば、あなたのこれからは無敵になれますよ。
繰り返し言いますが、自分の人生をデザインするのは決して人ではなく、
あなた自身なんですからね。