2023年1月
コロナになってもう早3年、年が明けてもおめでとうとも言えない状況でした。
巷では、又増えてはいる様ですが、もう言わせてもろてもええやんね。
新年明けましておめでとうございます
お正月には子や孫達にお年玉を渡しますが、
これは私がもらったお年玉のお話です。
石川さゆりさんの“夫婦善哉”という歌があります。
“無い無い尽くしも 才覚一つ 辛抱我慢の花が咲く”
“何も無くとも 心は錦 何があっても夫婦善哉”
“笑顔千両で 生きて行く”
という歌詞です。
年末に宍粟の伊和神社さんに年内詣に行き、今年一年の無事への感謝と、
又来年一年の安寧をお願いして来ました。
その帰りに助手席のママ(カミさん)が、ふと
“私ら別に贅沢もせんと頑張って来て、宝石やブランドもんや高価な車も要らん。
海外旅行も一回も行ってないけど、なんか十分倖せやんなあ。
この歳まで働けて、元気で居れて、ほんで皆んなが居ってくれて、なあ”
と言ってくれました。
私にもうちょっと甲斐性があれば、又違ったのかもしれませんが、
決して足らず不足を嘆いたり、責めたりするのではなく、
今あるモノを良しとする。
正しく足るを知る“知足”の心から来る言葉です。
歌の歌詞を思い出し、何だかしみじみと嬉しくて、
“ホンマやなあ。そない思てくれて有難うな”と返しました。
お酒もギャンブルも浮気も心配掛ける様な事は何一つせえへんけど、
あんまり出世欲の無いオッサンと、とことん欲の薄い可愛いオバチャンの
“何も無くても心は錦”の話です
お正月前に私にとって本当に“志合わせ”
志(こころざし)・価値観を一つにした倖せなお年玉をもらえました。
今年も皆さんに福が来ます様に、少しでもお手伝い出来れば幸いです。
今年も何卒よろしくお願い致します。