2023年5月
あなたの知らない人のしたコトなら放っておけますが、
自分の身直な人に何か嫌なコトや悪いコトをされて迷惑を掛けられた。
当然ソコには、マイナスの損益があり、直接のお金だけではなく、
メンタル・気持ちがやられてしまうコトがあったとします。
ソレをどう捉えるかは人それぞれだし、
受けたマイナスの度合いも違うというのもあるけれど、
“もうエエやんか”という人も出てくる。
すると、いつまでも拘っている自分が心が狭いというか、
キツくて・冷たくて情のないまるで悪人の様になってしまう。
悪いコトしたのは自分ではなく相手なのに、
何だか可哀想みたいな様相を呈して来る。
“おかしいやん。私が悪いコトしたんじゃないのに、
いつだって落とし所はこちらに求められる。
そうなると、ずっと公序良俗を守って、真面目に生きて来た者と、
悪いコトして人に迷惑を掛けた奴とが、まるで何も無かったかの様に、
同じ着地点に並ばなアカンのん?何でなん!?”
という納得の出来ない思いが湧いて来る。
でもソレは決して同じ着地点ではなく、あなたの方が一段上で、
赦せないあなたが決して悪い訳ではない。
別に赦せなくったって・その後仲良くしなくったって、その思いに囚われる事なく、
ソレはソレとして平気で居られるのなら一向に構わない。
只、もしいつまでも赦せない自分にしんどくなって・嫌になって疲れてしまうのなら、
それは既に毒以外の何物でもないから、もう潮時が来ているんです。
もう赦してやって、あなたが楽になりなさい。
結局それは相手を赦してやるのではなく、“赦せない自分の解放”なんですよ。
いつだって物事を決めるのは自分自身です。
そうであるなら、プライオリティ優先順位として、まずあなたが元気であること、
ソレを心と身体に入れたが為に弱るのはダメ。
それだけを肝に銘じておきましょう。
後は、“因果応報”エエもワルイも必ずソレに見合った結果は来るもんです。
何もあなたが損する訳ではありませんよ。
誰もそいつに代わりたいとは思いませんよね。
コレは心の平和と平穏を保つ、セルフコントロールの秘訣です。