2005年 9月
最近は、ちょっとでも自分の思う言葉や表現が違うと、相手が言う事を、
“ていうか。”という言葉で遮り、自分の言葉で言い直す。
全く意味が違うのならば、それでも良いが、結局同じ事を言っているのに、
只表現が違うだけで受け容れない。
それがもっと高じると、まるで自分の全てを否定されたかの様に、さっと顔色を変えて、
過剰自己防衛に入ってしまう。
ひょっとしたら、先程から言っている様うに、言い方や表し方が違っただけかもしれないし、
又、その裏には、あなたが穿って取る様な意味・他意は何も無かったかもしれませんよ。
そんな些細なたった一言で、“プッ!”と態度を変えられては、相手も回りもとまどいます。
そして自分がそうだから、逆に相手にそうされるのも恐れて、
“~ミタイナ、~ミタイナ。”“~トカ、~トカ。”を多用して、焦点をぼやかし、明言を避ける。
是は思いやりでもなんでもなく、まともに相手と向き合うのを避けているだけ。
そして、自分の発言から責任を取らなければならないシチュエーションになってしまうことから、
逃げているだけですよ。
決して、人と争う必要はありませんが、人の価値観は色々です。
すぐに“ウザイ!”と言わずに、一旦自分の中に、違う意見も受け止めてから流すようにしなさい。
最近感じる事で、とても大事な事です。
子供ではない、皆大人なのですから、それぞれが自信を持って、自分の意見を表しましょう。