2007年 5月
毎日の生活の中で、色んな事が全部自分の思う様になったら、どれだけいいだろうと
皆思うでしょうが、実はそんなに事は都合良く、用意されている訳ではありません。
その中で、もし半分もそうであったとしたら、あなたはとてもラッキーです。
実は、○のカードを引き当てる確率は、あなた一人の事ならば、半分50%かもしれませんが、
人は、決して一人で生きている訳ではなく、沢山の複数の人との関係が絡んでいます。
ですから、その確率は、もっともっと低いのです。
ほとんどと言えばちょっと語弊がありますが、自分の思う様にならない事の方が、多い様です。
だからと言って“そんなん嫌や”と投げ出す訳にはいきません。
そこが、生きて行くことの鍛錬というか、乗り越えて受け止めて行かねばならない
成長の坂なんでしょうね。
皆同じですよ。何も貴方だけが特別しんどい思いをしている訳ではありません。
只、それを乗り越えていく為の賢いアドバイスがあるとするならば、
どんな問題であったとしても、答えは一つです。
あなたは今、何かに対して被害者意識を持っていませんか?
そう、悩み(思うように行かない事)のやっかいなアレルゲンは、
何を隠そうこの“被害者意識”なんです。
“何で自分がこんな目に合わなアカンの!思うように行かへんのはアイツのせいや!”等と、
自分はあくまで可哀想な被害者で、原因は自分以外にあると加害者を作り上げてしまう。
そうなると自分を反省する事無く、悪いのは自分を除いた事柄である。
だから、自分は頑張れ無くったって仕方が無いやないかと間違った自己肯定に突入してしまいます。
それでは目隠ししたも同然です。
仮令状況がどうあろうと、それはされたのではなく、自分がしたんですよ。
だから自己判断の自己責任。人を恨む前にその厄介な“被害者意識”を捨てましょう。
たったこれだけの事が出来れば、必ず次に“じゃあ、どうすればよいか”が見えて来ますよ。
世の中に“絶対に”というのはありませんが、これは約束出来ますよ。