2009年10月
人は生きて行く上で、色んな人と繋がる七つの貌があります。
一、親と居る時の顔、又自分が親の顔という場合もあります。
二、兄弟と居る時の顔。三、職場での顔。四、友達と居る時の顔。
五、他人と居る時の顔。六、一人で居る時の顔。
最後に自分の相手と居る時の顔(恋人・配偶者)の七つです。
恋愛状態に於いてよく女性は、彼氏の事で一喜一憂して、
其処が上手く行っていれば、何もかもルンルン。
処が自分だけ居なかったり、ひとつ歯車が違って、上手く行かなくなると、
途端に全てがブルーになってしまう。
倖田來未が、“私は恋愛至上主義”なんて言っていますが、勿論其れも大事でしょうが、
だからと言って、家庭でも不機嫌、職場でもやる気が出ない、
友達に対してもイライラしたり暗く落ち込んだりする。
その様に全てに渡って影響を与えてしまっては正しい形ではありませんよね?
当然人間の心はひとつではあるけれども、
同時に色んな事を別枠で捉えて処理して行ける能力もある筈です。
なぜ駄目なのかは、是が答えで、“何もかも一緒苦茶”にしてしまっているからです。
冷静に考えれば、この七つは全て別の事。
例えば彼が仕事でデートのキャンセルが続く、すると“私と仕事とどっちが大事!?”
又、彼が釣りが趣味で仲間と良く出掛ける、是も又“友達や趣味と私とどっちが大事!?”
そして結婚してからよくあるのは“お姑さんと私とどっちが大事!?”等と
此処を解っていない女性は、男性に迫ります。
この現象は女性は思考回路が直列的である事を表します。
相手にとって自分の存在がソレよりも上であるかどうかが非常に気になる。
仮令言葉だけでも自分が上であると言って貰えるだけでも安心するのです。
処がそんな詰め寄り方をすると男は、
“アホか!そんなもの比べられるもん違うやろ!!仕事とお前なんか当然やし、ツレとも別や!
ましてお袋とお前とどっちが大事やなんておかしいんちゃうんか!?ソレこそ別やろ!!”と
必ず言う筈です。女性の“直列思考”に対して、男性は“並列思考”なんです。
全て別々に考えているという事です。
感情的になった女性は、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとなり、
相手のそれまでの優しさや良い処も全て飛んでしまい、今目の前の×印だけで一杯になってしまう。
子育ても同じですよ。
長所・短所・利点・欠点、全部別々に並べて吟味する事が必要です。
何も男が常に正しいという訳ではありませんが、この並列思考が出来れば、
とてもハンサムな女性になれることは間違いありません。
無駄な怒りや悩みも減る事請け合いです。
そのように考えてみてごらんなさい。