2016年 2月
人は誰でも安心・安全を願いますから、どんな事にも“万全を期す”のは、
何も悪い事ではありません。そうならない様に色々と考えるという事です。
でもその時に気を付けなくてはならない事は、
不足・不平・不満・不備ばかりを数えて、其れに捉われていると、
不信と不安を呼んでしまいます。おかしいですよね?
安全・安心を願ってした筈なのに、結局
“こうなったらどうしよう”とか、逆に“こうならへんかったら困る”等と、
願った形の反対、謂わばそうなって欲しくない形を次々と
自分の頭のスクリーンに思い浮かべる事になってしまうのです。
“いいや、そんな事願ってない。寧ろそうならん様に心配してんねんやんか”と
思うかもしれませんが、実は其の考え方はこれからの物事を否定形で捉えている
という事に気が付かなければいけません。
勿論これからの未来に全ての事が何の心配もなく、
薔薇色やなんて事は誰にとってもありません。
改善・解決して行く為に、しんどくてもやらなければいけない事は沢山在ります。
此の様に、其れらが消滅して無くなる事はまずありませんが、
軽減して減らす事は出来る筈です。
其の為には、願う事を自分の望む嬉しい形で頭のスクリーンに思い浮かべて、
そうならない様にではなく、そうなる為にはどうしたらいいかを
考えのベースとする癖を付けなさい。
物事にチャレンジして行く時に其のスプリングボードとなる四つのバネが在るといいます。
一つ目は、まずあなたの心がしっかりと不安に負けずに立っている“気概のバネ”
二つ目は、其れをやって行く時に、決してあなたは一人ではない。
必ず周りには協力者が居る時には素直に助けてもらう“連帯のバネ”
三つ目は、何を自分の中に入れたが為に、不安を呼んでしまっているのか・何が原因で
何がダメなのかを“でも・だって・だけど”の3Dを載せずに冷静に分析する“反省のバネ”
四つ目は、自分の心の折れない強さと、お人の助けと、冷静な自己反省を基にして、
じゃあどうすれば出来るかという“行動のバネ”
此の四つのバネが揃えばしっかりと大きくジャンプアップするチャレンジが出来ますよ。
自分の人生をデザインするのは、他の誰でもなくあなた自身なんだ
という事をしっかりと理解しましょうね。