2017年 3月
最近ドラマで“タラレバ娘”と言うのがあり、後になっていつも
“あの時ああしてたら、こうならなかったのに”とか“アレさえあれば上手く行ったのに”とかの
いつも後ろを振り返っての愚痴という後悔ばかり言ってる娘たちの話です。
結果を振り返ってのタラレバは、何の成果もありませんが、
100点満点の状況や条件を求めるのはすごく大変な事だし、
始めからそんなモノはありえません。
それを求める希望と努力は必要ですが、全部揃わないと出来ないと待っていたのでは、
何一つ結果としてのデータは得られません。
仮令まだ不十分だったとしても、まず90点でも80点でも動く・やってみる。
そして実際やってみて初めて100点にする為には何が足らないのか・
後、何が必要なのかが見えてくるのです。
今度は逆に何かを始める前の“でも・だって・だけど”の
出来ない言い訳ばかりを繰り返している“3D女”もいただけません。
私はその人それぞれの悩みを解決する役割を担っていますが、
この“3D女”が実に多い気がします。
解決策は必ずあります。
無いと悩むのは、自分の欲望(そうなって欲しいという想い)を遂げる時に、
そこに必ず生じるリスクを“よっしゃ!エエわ”と受け止める覚悟・腹の括りが無いからです。
自分はいつも我慢していて、
“あの人は勝手な事ばかりする。それが嫌で堪らない。先生何とかなりませんか?”
なんて悩みを言う人がいます。
“じゃあその人にあなたのその思いを言えば?”と言うと、
“でもその後が気まずくなったら嫌だし”
“じゃあそれが嫌なら、その人はそんな人とあなたが受け入れるしか無いでしょ?
変に被害者意識に囚われて相手を恨むのはやめなきゃね”
“だっておかしいのは向こうなんですよ。私が我慢しなきゃいけないんですか?”
“じゃあ言うしか無いでしょ”
“だけど、それをしたくないから悩んでいるんです”
このやりとりを聞いて、もう皆さんもう分かりますよね?
そうです。何処まで行っても堂々巡りで出口は見つかりません。
解決する為にはどっちかしか無いのに、どっちを選んでも
“でも・だって・だけど”と、いつまでたっても動かない・決断しようとしない。
これでは解決しないのは当たり前です。
自分の今の現状や自分のタイプ・性分から測定して決めなさい。
どちらが正しい訳ではありません。
自分の願望を手にしようとするならば、嫌な思いはしたくないという欲を離しなさい。
どれもこれもぎゅーっと握ったままでは次のモノは決して掴めませんからね。