2018年 9月
何をして生きていても、その中に不安・心配・懸念という、ともすればネガティブに
なりがちな感情を全く排除するというのは、如何せん無理な話です。
それでは、自分の中のコレらの思いとどう向き合いどう克服するかが問題になって来ます。
その為の方法論と覚悟についてのお話をします。
一、まず何を怖れているのか?どうなってしまう事が恐いのか?
目を逸らさずにしっかりと見極める。
二、その怖れを捨てて楽になりたいのか?それともその怖れを超えたいのか?
自分はどっちなのかを確かめる。
三、捨てて楽になりたいのなら“でも・だって・だけど”の3Dは封印して、
其処から生じる結果には勁く腹を括るべき。
四、超えたいのならば其処に楽は無いと覚悟する。
五、その場合には二つの要素があって、その怖れ・不安を口にして、人にケアしてもらい、
協力を恃む。そしてもう一つは“言うてもしゃあない。するのは結局自分やから”と
人には言わず、自分の中で冷静に処理をする。実は二つとも必要。
六、それでは具体的に何を埋めれば、何処がどうなれば不安は消えるのかを考える。
七、出来る処まで自分の努力でやった後、自分では出来ない事があれば人に協力を要請する。
八、その時に救けてくれる人はいるのか?
となると、其れ迄自分が人間関係をどう生きて来たかも問われる。
九、そうであるならば、助言者や協力者の言葉やアドバイスは天邪鬼にならずに素直に聴く。
十、そして最後は、やれるだけやった後、結果がどうあろうとしっかりと納得をする。
以上が、不安・心配・懸念への対処法の10のポイントです。
何度も言っております様に、人は心・技・体の三つのフィールドで生きています。
人間関係の事なのか・お金の事なのか・仕事の事なのか、それとも健康の事なのか、
それらの不安が何処から生じて来るモノなのかは其れこそ人其々ですが、
どの問題に於いても必ず当て嵌まる事です。
しっかりと覚えておいて損はないですからね。