2018年11月
今の世の中、本当に心に余裕を持って生きていられる人間がどれだけいるでしょうか?
小学生がいじめなどを含め、精神的に追いつめられて自殺をする様な時代、
物心つくかつかないかの頃から習い事や塾をはじめ、色んな競争をさせられて
何時も他人と比べられ、様々な事を期待され(支配され)過干渉を受ける。
そしてその逆は親からの放置・ネグレクトや虐待等を受け、真っ当な愛情を貰えない。
という様な歪んだ状態が多々あります。
本来、その生活全体の其処此処が余裕だらけであって当たり前の子供ですら余裕を持てない。
そんな時代と国の今、社会に出た大人だって
そんな簡単に余裕なんて生まれるもんじゃありません。
その原因はとても複合的なもので、政府が旗を振っている働き方改革や
雇用問題・企業体質等、数え上げればキリがありません。
そこで余裕と言うと、そんなにしゃかりきになって働かなくても
有り余る程のお金が入って来て、
煩わしい人間関係に悩まされる事もなく、優雅にセレブでetc・・・という
誰が見てもソレと分かる様なものではなく、
どんなポジションの生活の中でも“自分にはこれが余裕なんだ”と
他人から見ての物差しではなく、自分だけでも納得できる様な
自分流の余裕を一人一人が持つ事が大切です。
勿論若い人は、これには当て嵌まらないかもしれませんが、ある程度人生を重ねて来れば、
“自分流の余裕”とは引き算の人生であると思われます。
そこで自分流の余裕の五箇条です。
一、背伸びや無理やエエカッコ等しなくてもいい
二、目の前の一つ々の物事や出来事をゆっくりと吟味する。
三、自分で気に入ったもんだけ・出来る事だけする。
四、出来ない事は無理をせず、出来る人・優れている人に頼んで任す。
五、熱心(固執)が過ぎて、自分流を見失わない。
ざっと要約すればこの五つにまとめられます。
何だか我儘な生き方の様に思いますが、もうそれをしても構わない・許される状況を
あなたがこれまでちゃんと培って来たからこそ出来る事なんですけどね。
ノーストレスに生きる為には大事な事ですよ。