2022年9月
人っていうのは、つくづく“無いものねだり”というか、
ワガママなもんやなぁと実感しました。
というのも、罹る様な行動は別にした覚えもないのに、
予想外にちょっと37.4度程、熱が出たので、念の為にと検査したところ、
コロナ陽性判定でした。
熱もすぐに下がったし、体調も別にどうって事ないのに、
これから10日間社会隔離されるというか、義務としてしなければならない。
“まあ骨休めやと思て”と観念しましたが、家族とも極力顔を合わさず・話もせず、
まるで幽霊の様に存在を消して過ごす内、何だか無性に人恋しくなるんですね。
普段はこんな人と繋がる仕事をしているのに、というか、
こんな仕事をしているからこそ、仕事以外は人と離れて一人で居りたいとなり、
あまり自ら接触を持たない様にしていました。
ところが、それが自分の意志ではなく、
してはいけない強制となると、又話は別になるんです。
何でも疎と密というか、反対のソレがあるからコレがあるで、
全てバランスなんですね。
籠っていても、今はスマホで情報は幾らでも入りますが、
人は決して一人で生きているんやなく、
実際に会って顔を見て話して場を共有する事が必要なんです。
若者の青春だけが密なのではなく、
年配者にも時には蜜が心の栄養になるのです。
今回は私が正しくその実感しみじみです。
昔、“あなたがいたから僕がいた”なんて郷ひろみの歌がありましたが、
本当にそうです。
家族の、周りの皆の、たとえ店員さんでも他のお人のいてくれる事の
ありがたさ・大切さが身に染みました。
あらためて何でもお勉強ですね。
因みに僕は郷ひろみと同級です。(知らんがな!)
又、これからもよろしくお願いしますね。